{tabel}の「霧島のすっきり爽やかカキドオシ茶」。 爽やかなミントのような清涼感のある野草茶ですが、そのまま飲むだけではなく綺麗な黄金色を生かした、クラッシュゼリーのアレンジレシピをご紹介いたします。作り方もとっても簡単です。 [penci_recipe] 食べる時はカキドオシ茶とオレンジを一緒に食べた方が美味しいです。オレンジの酸味とカキドオシ茶のミントの清涼感が、なんとも言えない美味しさです。 そのままだと甘くないので、甘めがお好きな方は砂糖を足してゼリーにすると良いと思います。 カキドオシ茶を淹れた時の黄金色があまりにも綺麗だったので、それを生かしたアレンジレシピはないかと考えたのがこちらのレシピでした。 クラッシュゼリーにすると、黄金色がキラキラしてさらに綺麗に見えます。 今回はオレンジジュースと合わせていますが、お好きなフルーツジュースで合わせてみると、また新しい味を発見できるかもしれませんね。 ぜひ、お試しください。
Kim Lei
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加熱すると美味しさ倍増のカチョカバロ。 ソテーして食べるのが一般的ですが、今回はカチョカバロと相性の良いトマトを使ったパスタのアレンジレシピをご紹介します。 とろーりと伸びるカチョカバロがとても美味しいですよ。 カチョカバロとは? カチョカバロとは、イタリアのナポリ地方で生まれたひょうたんのような形のチーズ。 牛の生乳を使い、モッツァレラチーズと似た製法で作られています。 クセのない味わいなので、そのまま食べてもおいしいですが、焼いて食べるのがおすすめの食べ方ですよ。 カチョカバロを使ったパスタレシピ [penci_recipe] 余熱でも火が通るので火を止めてからチーズを加えると、溶けすぎることなく、食べる時にはちょうど良い加減になっています。 加熱すると、びっくりするぐらいカチョカバロが伸びます。 とろんとしたカチョカバロとパスタを絡めて食べると、最高に美味しいです。熱を加えたカチョカバロのもちもちした食感もたまりません。 トマトソースは缶詰を使って簡単に作りましたが、最後にカチョカバロを加えるだけで一気に本格的なパスタになります。 カチョカバロピッコロは、チーズを切る手間が省けるので調理も簡単ですよ。 ぜひ一度お試しください。 夢民舎 カチョカバロ ピッコロ 価格:680円 (2020/6/1 11:08時点) カチョカバロのおいしい食べ方「とろーりチーズのトマトソースパスタ」の簡単レシピ was last modified: June 1st, 2020 by Kim…
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全ての料理に欠かせない、お出汁。 特に和食を作る際、お出汁は絶対欠かせません。 美味しいお出汁を引くにはそれなりの素材、配合が大切になってきますが、毎日お料理している中でいつも美味しいお出汁を引くというのは、なかなか難しいですよね。 顆粒の簡単なものも売っていますが、料理の基本だからこそこだわりたいお出汁。 今回は、京都のおだし店うね乃の「粉だし」をご紹介します。 創業明治36年「京・東寺うね乃」 この粉だしを製造している、うね乃。 明治36年から創業しています。自然の恵みに感謝した製品づくりを心がけているそうで、素材それぞれに合った技法でお出汁を引いています。 また国内一貫生産をしており、顔の見える生産者から素材を直接調達しています。うね乃はこれを「食のバリアフリー」と言っていますが、昆布がとれる北海道の利尻島まで毎年足を運び、漁師さんと会話をしたうえで仕入れる昆布を決めているそうです。 素材によって味が変わってしまうお出汁の昆布は、ここまでのこだわりによって選ばれて仕入れられています。 食塩無添加、利尻産昆布のみの粉末 市販の昆布出汁には、食塩や砂糖、いろいろな添加物が入っているものが多いですが、うね乃の「粉だし」は昆布のみ。 ふたを開けると、ふわっと昆布のいい香りが漂います。 少しだけそのまま口にしてみたのですが、濃い昆布の味が口の中に広がりました。昆布特有の粘り気も少しですが感じられます。 「粉だし」はお味噌汁はもちろん、おひたし、炒め物など、隠し味としても様々な料理に使うことができます。 とても細い粉末状ですので、料理に混ぜてもサッと溶け、濾さなくても気になりません。 昆布は粉末にする際、摩擦熱で風味が飛んでしまうのですが、こちらの「粉だし」は風味が飛ばないようにゆっくり粉末にしているのだそう。 手間ひまかけて作られています。 昆布には食物繊維、ミネラルや旨味成分など大切な栄養もたくさん含まれています。 ちなみにこの旨味成分、これがあることによって塩分が少なくても美味しいと感じられるそうです。減塩中の方や、赤ちゃんの離乳食なんかにもオススメです。 私も乳幼児を育てているので、大人のご飯にも、離乳食にも使えるという部分にとても魅かれました。やはり家族には、無添加で栄養がたっぷり入った手作りのものを食べさせたですよね。 中には小さいスプーンが添付されているので、使いたい時にサッと使えるのも嬉しいところ。 料理の味を引き立てるお出汁。いつもの料理に少し加えるだけで、コクが出て奥行きのある味に仕上がります。ぜひ一度お試しください。 京・東寺うね乃の公式サイトはこちらから。 京都 うね乃 50g 価格:907円(2017/11/2 15:55時点) 材料は昆布のみ。無添加おだしうね乃「粉だし」 was…
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みなさん、カチョカバロってご存知ですか? あまり聞き慣れない名前ですが、チーズやイタリア好きの方はピン!ときているかもしれませんね、 そう、カチョカバロはチーズの名前なのです。 加熱したチーズはとろけてとても美味しいですよね。 このカチョカバロはチーズの中でも一番と言っても過言ではないくらい、熱を加えたほうが美味しいチーズです。 今回は、北海道東胆振地区でとれた新鮮な生乳を使った「カチョカバロピッコロ」をご紹介します。 ひょうたん型の珍しい形のカチョカバロ カチョカバロやカチョカヴァロと明記されることもあるこのチーズ。 元々は南イタリアのチーズで、「カチョ」はチーズ、「カバロ」は馬を指します。諸説ありますがチーズを熟成させる際に袋に詰めたものを二つの紐で繋ぎ、横棒などに振り分けてぶら下げた様子が、馬の鞍の左右に袋をぶら下げて運ぶのに似ていることからこの名前がついたと言われています。 そのため、売られているほとんどのカチョカバロがひょうたんのような変わった形をしています。 初めてチーズ工場が出来た町、早来町の「夢民舎」 北海道南部にあった早来町。2006年に追分町と合併し安平町になりました。 早来町、実は日本で初めてチーズ専門工場が出来た町なのです。 そんなチーズ工場発祥の地、早来町で生まれた夢民舎の代表取締役の宮本さん。町のシンボルだった工場が移転してしまったために「この町にもう一度チーズの灯をともしたい」という気持ちで、夢民舎を創設したそうです。カチョカバロ以外にも色々な種類のチーズを生産していて、第一回オールジャパンナチュラルチーズコンテストで、ブルーチーズは金賞、カマンベールチーズで特別審査員賞を取っています。 食べやすい一口サイズのピッコロ 一般的なカチョカバロは直径8〜10cmで200g程度のものが多く、食べるときに切り分けなければいけないのですが、こちらのピッコロは一口サイズになっているので切り分けが必要ありません。 ひょうたん型のものは、切り分けると大小様々な大きさになってしまうところが少し使いにくいと感じていたので、袋を開けてそのまま使えるピッコロはとても便利です。 そのまま食べても美味しいですが、カチョカバロを味わうには焼くのが一番。 焼いて食べると、モッツァレラチーズのような弾力のある食感が楽しめます。生乳が新鮮だからこそ味わえるミルクの豊かな風味も美味しいです。私が初めてカチョカバロを食べた時はシンプルにソテーでしたが、とてももちもちした食感が印象的で、感動したのを覚えています。 大きいひょうたん型のカチョカバロはスライスしてソテーするのがおすすめですが、ピッコロはそのまま串にさして炙ったり、野菜と一緒に炒めたりする使い方がおすすめ。 聞き慣れない名前のチーズだと手を出しにくく感じてしまうかもしれませんが、簡単にコロコロっと野菜と炒めるだけでそのまま食べるより美味しく食べられるなんて、ちょっと試してみたい気持ちになりませんか? 串にさせばちょっとしたおつまみに、野菜と炒めればメイン料理に。と、とても使い勝手の良いカチョカバロピッコロ。 チーズ好きな方はもちろん、そうでない方もぜひ一度食べてみてください。 その際は必ず加熱してくださいね。クセになること間違いないです。 はやきた夢民舎のサイトはこちらから。 夢民舎 カチョカバロ ピッコロ 価格:680円 (2020/6/1…
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バーニャカウダ、パスタやピザなど、さまざまな料理に使われるアンチョビ。 現在売られているものはほとんどが海外製のものです。 海外製のもの、全てが悪いものではないですが生産背景も見えないし、体に悪いものは入っていないだろうか、どういうところで採れた材料を使っているのだろうか、安心して食べられるのだろうか…となんだか色々疑心暗鬼になってしまいますよね。 今回ご紹介するアンチョビフィレーは、なんとカタクチイワシだけでなく、一緒に使われる塩や水までも北海道産。 ひとつひとつの材料、さらにはカタクチイワシを獲る漁師までこだわったアンチョビフィレーをご紹介します。 漁業の町、森町のイチマル澁谷漁業部「豊富丸」 通称、内浦湾と呼ばれる北海道南西部に存在する巨大な湾。 周囲に活火山が多いため、噴火湾と呼ばれています。 活火山の他に温泉も多くそこから海に流れてくる土や水のおかげで栄養豊富な海水なのだそう。 主に、サケ、イカ、カレイなどがよく獲れ、ホタテの養殖も盛んに行われています。 この噴火湾に面した森町で定置網漁を営んでいるイチマル澁谷漁業部。 道内でも魚の扱いの丁寧さが評判です。 イワシは一般的に鮮度が落ちるのが早いと言われているので、鮮度を維持するために水揚げ後、素早く丁寧な手さばきで血抜きや神経抜きが行われます。 その後内臓を取り除いたのち、シルクアイスという殺菌海水で鮮度を低温に保つシャーベット状の海水氷に漬け込んで保存され、鮮度を保ったまま港に運び込まれています。細かい氷をイワシが飲み込む事によって、内側からも冷やす効果があるのだとか。 これらの一連の作業は、ほぼ手作業。 鮮度が命のカタクチイワシは、こうした漁師さんたちの丁寧な仕事のおかげで新鮮なまま港に運び込まれているのです。 未利用魚に焦点を当てた「ジョウヤマイチ佐藤」 噴火湾ではたくさんのイワシが水揚げされていたものの、鮮度が落ちるのが早いため品質が落ちたイワシは肥料や養殖魚の餌に使われていたことを知り、これを利用できないかとたどり着いたのがアンチョビ。 函館の有名レストランのシェフのアドバイスを受けながら試行錯誤すること2年。長期熟成して旨味を引き出す製法を編み出し、製品化される事になりました。 港に運び込まれたカタクチイワシは、道産の熊石濃縮海洋深層水で泳がされ、まんべんなく塩漬けにされています。 カタクチイワシは内臓ごと漬け込んでいるため風味豊かに熟成されています。またこの際使われる藻塩も、もちろん国産。 ここまで国産にこだわっているのなら、安心して食べられますね。 製造方法ですが、7ヶ月から1年ほど藻塩に付け込まれます。 気候やイワシの状態によってかわる塩加減をスタッフ10人がチェックし、いい塩梅になった頃、手作業で皮と骨を取り除きオーリブオイルが入ったビンに詰めて完成です。 アンチョビといえば、缶詰や長い瓶に入っているものが一般的だと思いますが、こちらは可愛らしい小瓶に入っています。 味はというと、やはり鮮度のおかげか全然生臭くありません。丁寧に長期間熟成されているので風味が豊かで良い香りもします。 身が崩れたら商品にしない、というこだわりもあるそうでアンチョビ一枚一枚がとても綺麗な形を保っています。一枚が6、7cmほどの長さです。 料理をする際にみじん切りにしてしまいましたが、もったいないと思ってしまうくらい綺麗な形でした。 一枚丸ごと料理に添えられることもあるアンチョビにとって、綺麗な形、というのは結構重要なことだと思います。 手軽に購入できる海外製もいいですが、塩や水、漁師にまでもこだわり抜いたアンチョビフィレーはいかがでしょうか?…
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朝食にはジュースを。という方、結構いらっしゃるのではないでしょうか? 特に朝一番に体に取り入れるなら体に良いものを飲みたいですよね。 数あるジュースの中で少し変わった、ストレート100%の生搾り伊予柑ジュースをご紹介したいと思います。 松島市沖に浮かぶ興居島のカネミ農園 みかんの生産地で有名な愛媛県松島港の沖合い、約2キロメートルのところに浮かぶ興居島(ごごしま)。 興居島は、松島市内からフェリーで10分程度の瀬戸内海の穏やかな海、みかん畑が広がるのんびりした島です。 この島で家族みんなで柑橘を育てているカネミ農園。 瀬戸内海の温暖な気候、穏やかな太陽の光、カネミ農園の方々の愛情をうけて育った伊予柑。カネミ農園で作られるジュースは、自分たちで育てた果物だけを使って丁寧に生産されているのが特徴です。 カネミ農園の方々が、普段自分たちが食べている味をそのまま食べてもらいたいという思いから作られています。 皮ごとまる搾りの大人の味わい ジュースといえば、甘さが重要視されることが多いですが「にがいよ」は、その名の通り少し苦いんです。 本当に伊予柑を丸ごとかじったかのような皮の苦さとみずみずしい伊予柑の果汁が口いっぱいに広がります。 なぜ苦いのかというと伊予柑の香りを高めるために収穫後すぐに皮ごと丸搾りし、瓶詰めされているからなのだそう。 皮ごと搾っているせいか色味も他のジュースとは違い、とにかく鮮やかな黄色。 私もこの綺麗な色に惹かれ、なんだろう?と手に取ったのが「にがいよ」を知ったきっかけでした。 発色の良い色味で濃厚そうな見た目ですが、のど越しはとても爽やか。 キリッとした苦味は嫌味がなく、大人のジュースという感じです。 ストレート100%の自然の味、というものは本来苦さもありこういうものなのかと納得しました。 可愛らしい手書き文字 更にもうひとつ惹かれたのが、可愛らしい手書き文字のラベルとタグ。 特にタグの「にがいよ」の「に」の文字が苦さや酸っぱさ、または飲んだ後の笑顔を表すかのような顔文字になっているところがとても魅力的。 手書きのラベルからもカネミ農園の愛情が感じられます。 商品名にしてしまうくらいだからどれだけ苦いのかとドキドキしましたが、キリッとした苦さに驚いたもののその後口に広がる伊予柑の味がとても新鮮で、また飲みたくなるようなクセになる味のジュースです。 ストレートで飲んでももちろん美味しいのですが、大人向けの味わいなのでお酒に加えても飲んでいただくのもおすすめです。 また、炭酸水で割ったりはちみつと合わせて甘さを調節すればお子様にも飲んでいただけると思います。 大きさは720mlと300mlの2種類。 300mlはコップ2杯程度の飲みきりサイズです。 いつも飲んでいる甘いジュースもいいですが、たまには一味違ったジュースを飲んでみたい!という方には、ぜひおすすめのジュースです。 苦味がウリの珍しい伊予柑ジュース「にがいよ」 was…
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霧島のおばあちゃんたちが丁寧に摘んだ野草を焙煎 宮崎県と鹿児島県にまたがる、霧島連山。 霧島といえば、焼酎の「霧島」が有名ですが、 実は薬草が豊富で、古くから良質な薬草の採取が行われてきました。 今回は霧島連山の宮崎県南西部、霧島山麓の大地の恵みたっぷりで育った野草を使った野草茶をご紹介します。 先人の知恵、文化を守り続ける山下薬草店 地元のおばあちゃんたちによって、丁寧に摘まれ、やさしく焙煎された天然のカキドオシ。 製造しているのは、戦後からこの地域の人たちに集めてもらった薬草の買い入れ、加工、販売をしているという山下薬草店。 この霧島山麓の地域では、昔は子供や孫におもちゃを買ってあげるために薬草を売っていたほど、薬草採集が薬草文化として根付いていたのだそうです。 生産者の想いをつなぐ日本伝統茶ブランド、{tabel}(タベル) そんな生産者の想いがつまった野草茶。 日本の在来種で全国各地の天然もの、無農薬、無化学肥料、有機肥料栽培などにこだわって野草茶を販売、企画している{tabel}が販売しています。 野草って、普段あまり馴染みがないのでどんな効能なのか、どんな味なのか分かりにくい部分が多いもの。 私も野草のことは、ヨモギやフキなどごく一般的なものしか知りませんでした。 {tabel}の野草茶は、そこを分かりやすく伝えられるようにストレートな商品名、効能を色で表現したデザインになっています。 薬草図鑑がデザインコンセプトのパッケージには、薬草のモノクロ写真が大きく配置されていて、その野草がどんな植物なのかを知ることもできます。 思わず手に取りたくなるような素敵なデザインです。 発色の良いカラーリングで、目にも美味しいティータイムになりそう。 迷った時には、デザインでパケ買いしても面白そうですね。 ダイエット茶としても注目されているカキドオシ シソ科カキドオ属で多年草のカキドオシ。 隣接地から垣根も通して入り込んでくるほど繁殖力の強いつる植物です。そのため、この名前がついたと言われています。 ちなみにカキドオシは漢字で「垣通し」と書きます。 効能は、利尿作用や消炎作用があり、血糖値を下げる作用もあるので 糖尿病にも効果が期待できます。 また、体内の脂肪を溶かす作用もあるのでダイエット茶としても注目の野草茶です。 苦味のない爽やかなミントの香り 野草というと、苦味をイメージする方も多いと思いますが、 カキドオシはあまり苦味がありません。 口に入れた瞬間、スーッとミントのような爽やかな風味が漂い、さっぱりとした後味です。透き通る黄金色も綺麗で癒されます。…